最低賃金に関係する助成金

こんにちは。なかま社労士事務所の中間です。

今回は「最低賃金関係する助成金」について、概要をわかりやすくご紹介します。最低賃金が上がる前までに知っておきたい情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。

業務改善助成金

要件チェック

☑ 過去6ヶ月間で解雇等をしていない

☑ 今後「生産性の向上を目的とした設備投資」予定がある

☑ 時給が1,127円以内の従業員がいる

助成額

原則対象経費×75%(上限60万~600万)

主な取組

・事業場内最低賃金を30円以上引き上げる

・生産性の上げるモノを購入する

ポイント

10月18日の最低賃金が直前に賃上げを実施することで、実質賃上げによる会社負担は無くなる

キャリアアップ助成金(賃金規程等改定コース)

要件チェック

☑ 最低賃金の時給(愛知:1,077円)に近い、パート・アルバイトの従業員がいる

☑ 就業規則、給与計算などを法律どおり適切に行っている

助成額

原則1人あたり5万

主な取組

賃金規程等を改定して、パート・アルバイト等の給与を3%以上昇給させる。

ポイント

・10月18日の最低賃金が直前に賃上げを実施することで、実質賃上げによる会社負担は無くなるトの従業員がいる

・パート・アルバイト従業員が多くいる(飲食業、小売業など)場合、助成額は非常に大きくなる

リーフレット

令和7年度業務改善助成金のご案内

https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001471309.pdf

キャリアアップ助成金のご案内(令和7年度版)

https://www.mhlw.go.jp/content/11910500/001469677.pdf

まとめ

助成金の財源は、毎年支払っている「雇用保険料」です。

払っているのに使わないのは非常に勿体ないので、該当するのであれば積極的に活用していきましょう。

なかま社労士事務所では、助成金の提案~提出代行まで、ワンストップで全て行っております。ご不明な点があれば、お気軽にご相談ください!